経産婦の落とし穴

経産婦の落とし穴

三人の子供を出産してきた私。
ベテラン母と言われるほど。
しかし、こんな母にも落とし穴があり、痛い目にも遭いました。

 

同じ産婦人科で、三人とも出産したので、先生とは何でも話せる中、顔なじみの助産師さん、看護師さんもいました。

 

妊娠期間は、大きな問題もなく、良い妊婦で過ごしてきました。
もちろん、ダメな所も有りましたが。

 

一人目で失敗したな〜と、思う事は、二人目ではしないように気をつけたり、一人目でやって良かった事は、率先して二人目に取り入れたり、一人目をお手本に二人目の育児をしてきました。
だんだんと、要領も良くなり、手際も良くなり、いわゆるベテラン母でした。

 

そうなると、三人目はもっと快適な育児ができるはず!と、出産を迎えました。

 

産婦人科での説明も、ほとんど聞かずとも分かっている、こうすればこうなる、こうやっていれば大丈夫…と、全てを行ってきました。

 

経産婦の後陣痛は辛い

 

一つ大きな違いが、私の体の状態。
高齢出産と言うのもあったかも知れません…ただ、それも言い訳だったかも知れません。
後陣痛がひどかったんです。これは、経産婦に良く出る症状。
これまでにない激痛が襲ってきていました。
ほんとうに「陣痛」のような痛みでした。
これが、授乳中が一番痛みました。
授乳しながらも、自分のお腹を押さえておかないと耐えられない。

 

先生から、痛み止めを貰っていましたが、どこか、自分の中で「薬を飲むのは避けたい」と、あまり飲みませんでした。

 

思い込みから大きな後悔

 

授乳も、自分では上げているつもりで、これまでもこのくらいで大丈夫だったと、自信過剰になっていました。
実際は、痛みの為、授乳もおろそかになっていました。

 

時間で「このくらい上げたから、もう大丈夫」と、思い込み。
授乳後の体重を計って増えていなくても、あまり飲まないんだな〜、仕方が無い・・・くらいに思っていました。

 

退院も、経産婦と言う事も有り4日でする事になり、「育児は慣れているし、何の問題も無いです!授乳もちゃんとします!」と、産婦人科をあとにしました。

 

帰宅後は、4月の出産で、上の子達の入学、入園が重なっていた事も有り、それらに忙しくなり、三人目の育児はきっと曖昧になっていたんだと思います。

 

誕生5日目で、もうお兄ちゃんの幼稚園のお迎えに連れて行ったり、外に出す機会も多く、結構疲労させるような事もしていました。

 

気が付くと、顔色がおかしい。
でも、大丈夫・・・。
数日経ち、やはりおかしい…と思い、出産した産婦人科へ連れて行くと、すぐに大きな病院へ連れて行くように言われ、低体重からくる黄疸で入院をさせる事になってしまいました。

 

黄疸の治療は、目を大きな絆創膏で覆い、光のカプセルに入れられたままの状態。
体には、管がいくつも通されて…。

 

この時程、自分の行為を悔いた事はありませんでした。
今、思い出しても申し訳ない気持で一杯です。

 

完全看護、会えるのは授乳の時だけ。
1日に朝、夕の2回だけ。

 

私の過剰な思い込み、自信過剰からの失敗。
産まれたばかりの我が子に、ひどい事をしてしましました。

 

後陣痛の痛み止めも、飲んだからと言って、子供に影響も無いのだから、ちゃんと飲めば良かったし、ちゃんと体重も計って上げていれば良かったし、母乳もちゃんと出ているかを確認すれば良かったし…と、後悔する事ばかり。

 

1週間ほどの入院で、無事に退院する事ができたので良かったものの、もっとひどい状態だったり、後遺症が出るような事になってしまっていたらと思うと、反省してもしきれません。

 

経産婦の思い込み…自信も必要かもしれませんが、それが、過剰になってしまわないように、その子それぞれ…を、忘れないように、これからの育児にも注意していきたいです。